詩の例として 「パプリカ』で書いてみよう
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詩の例として
「パプリカ』で書いてみよう
詩の書き方を具体的に知りたい方。大丈夫!「詩を作る所へ一緒に居る」ような感じです。
詩の作り方はコツや例文があれば助かる。当然!簡単に詩の書ける記事が「このブログ」に揃ってます。
題材なんていくらでもある。春夏秋冬。感じたことを書く。日記より適当な書き方で良い。
表現技法は好きな歌の歌詞にいくらでもある。高校生からは自由に詩を作りましょう。
例文(パプリカ:米津玄師)で実演する詩の書き方
詩の書き方を例文(パプリカ:米津玄師)で実演します。今回は「呼んで」「晴れる」「とどけ」の言葉3個を選んで作りましょう。
詩を作るときの題材として3個の言葉から連想するのがコツ。
「呼んで」→呼ぶ。招く。名づける。 引き起こす。など
「晴れる」→良い天気。雨が上がる。心が晴れるすっきり。など
「とどけ」→届ける。送る。出す。伝える。教える。など
私たちは選んだ言葉が同じでも、それぞれ連想したり思いつくことは違ってきましたね。
それは気持ちとか感情が選ばせているわけです。だから情景描写だけでも感情表現の隠喩(いんゆ)になる。
わたしは「呼ぶ」「晴れ晴れ」「教えてる」で作ろうと決めました。
先ずは、一緒に「これ」を使いましょう。
慣れたら自分の選んだ言葉で詩を作ることができます。
短い文章を作ってみる。「呼ぶ」なら「誰が、何が」などです。
私たちは、ここで別々の短い文章を作ると思います。比べながら参考にしてください。そのまま読んで、あとから書き始めても良いでしょう。
「呼ぶ」→青い鳥が呼ぶ(知られている言葉を使いました)
「晴れ晴れ」→心晴れ晴れと(常套句ですね。あとから変更も可能です)
「教えてる」→教えてる(言葉をそのまま残して置きました。あとから流れで加える)
青い鳥が呼ぶ 空の上から
心晴れ晴れと 見上げる
教えてる 太陽が幸せを
ここまでが題材選び。当然これから言葉や表現は変えていきます。
やはり、いつも思ったり感じたりしていることが、文章を書かせます。難しく考えないで先ずは作ってみることですね。
詩の作り方で重要な下書きと推敲
詩の作り方で最初に決める(あらすじ)みたいなものが題材選び。流れとして「呼ばれて、出かけて、教えてることに気づく」という感じになりました。
題材を、ちゃんとした文章にしてつなげる。思いついたことや想い出から言葉が浮かぶと思います。
「青い鳥が呼ぶ 空の上から」
呼ばれる前は何をしていたか。それでどうするのか。情景描写というもの。
「寝ていたら青い鳥が呼ぶ」
ちょっと表現を変えましょう。「夜」に設定する。対語として昼、太陽でいいかな。
青い鳥が呼ぶ 太陽の下へ
夜が明けたら 旅に行こう
行を入れ替えた方がいいかも知れない(そういうのを考えながら、取りあえず書いてみよう)
「心晴れ晴れと 見上げる」
青い鳥に呼ばれたならどうする。何を見上げましょうか。先に「太陽の下へ」とありますから「ヒマワリ」を連想しました。擬人法で来てますから「鳥と手をつなぐ」でいいでしょう。
手をつなぎ 心晴れ晴れと
黄色のヒマワリも見上げてる
思いついた部分から作るのも詩の作り方のコツ
「教えてる 太陽が幸せを」
さて「教えてる」へつなぐのは大変だ。大丈夫、文章の長さに制限はありません、安心だね。
太陽は出たなら沈むもの。赤い夕陽にしますね。ここで何を教えているのか、真面目ぶってみましょうか。生きてる喜び。
赤い夕陽が 教えてる
生きてる 喜びを
こういう感じ。下書きになります。
夜が明けたら 旅に行こう
青い鳥が呼ぶ 太陽の下へ手をつなぎ 心晴れ晴れと
黄色のヒマワリも見上げてる赤い夕陽が教えてる
生きてる喜びを
信号機ですか。もうちょっと感情を表に出しましょう。
「夜が明けたら 旅に行こう 青い鳥が呼ぶ 太陽の下へ」
やはり辛いとかあると「泣く」ですかね。だから旅にも出たい。青い鳥は幸せ。「希望」かな。旅なら都会から出る感じにしましょう。
いつも泣いていた 都会の街を捨てて
この夜が明けたら 旅に行こう
青い鳥が呼ぶ 太陽の下へ
このように言葉の入れ替えも試して気に入ったやり方をすればいい。ここでは最初の部分に今までの状況を加えました。
「手をつなぎ 心晴れ晴れと 黄色のヒマワリも見上げてる」
「手をつなぐ」もっと具体的にしたい。表現を変えてみよう。
この世の中に 同じ思いの人がいた
いまは一人じゃない 長い道
みんなの心も晴れ晴れと
黄色のヒマワリも見上げてる
意味が分かりやすくなりました。省略する場合と、ちゃんと具体的に書くときがありますね。
「赤い夕陽が教えてる 生きてる喜びを」
まだ最後は飛びすぎですねー。隠喩(いんゆ)でつなげましょうか。辛いときは「黒い」明るい未来は芽生える色の「緑」そうしましょう。
黒く塗りつぶした画用紙に
緑の絵の具が 描く未来
さよならしても 生きてる喜びを分け合おう
赤い夕陽が教えてた
最後が決まらないですねー。もうちょっと推敲が必要です。
それでも五輪の完成です。青黄黒緑赤、オリンピック。
わたしは何をしているんじゃ。言葉遊びをするのが詩の書き方の楽しみでもある。(パプリカ:米津玄師)のイメージがどこかに残っています。例文の印象を残して詩を書くのも面白いですね。内緒だけれど大切なコツですヨ。
それでは推敲を続けます。
いつも泣いていた 「都会の」街を捨てて→「都会」は要らない
この夜が明けたら 旅に行こう
ささやきが聞こえる 太陽の下へ →「呼ぶ」の前に何か「前触れ」が欲しかった。
青い鳥が呼ぶ なにかが見つかると→次へつなげるために付け加えた。
いまは一人じゃない 長い道
この世の中に 同じ思いの人がいた→「この」を前と同じ場所に揃えた。
みんなの心も晴れ晴れと
黄色のヒマワリも見上げてる
黒く塗りつぶした画用紙に
緑の絵の具が 描く未来
さよならしても 生きてる喜びを分け合おう→ちょっと長すぎるか。それとも、普通か。
赤い夕陽が教えてた
ほかにも表現や言葉を変えて行きます。
いつも泣いていた 街を忘れて
この夜が明けたら 旅に行こう
ささやきが聞こえる 太陽の下へ
青い鳥が呼ぶ なにかが見つかると
いまは一人じゃない 長い道
この世の中に 同じ思いの人がいた
みんなの心も晴れ晴れと
黄色のヒマワリも見上げてる
黒く塗りつぶした 画用紙に
緑の絵の具が 描く未来
赤い夕陽が教える 生きてる喜びを
さよならしても 忘れない
「忘れて」から「忘れない」へと詩の流れをつなげました。
こんな感じ。推敲も続けると「きり」がない。
(パプリカ:米津玄師)を例文とした詩の書き方では「青黄黒緑赤」の言葉を使ってみるのも楽しいですね。
それとも他の言葉にしましょうか。
前に作った詩を書きなおしたり、それを元に新しい詩を作るのもいい考えですね。
「題材選び、下書き、推敲」この流れでスムーズに詩は作れましたね。
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