Spokenの意味からスポークンワードの「やり方」が分かる
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Spokenの意味から
スポークンワードの「やり方」が分かる
スポークンワードでアメリカの方々は
何を感じているのか
スポークンワードは「話された言葉」だけれど、アメリカと日本では意識も違う。 Spokenの意味や用例から日本で詩の朗読と理解されたスポークンワードの新しい表現が生まれる。
話された言葉といっても、識字率が低かった時代は声にだして聞かせるしかなかった。今の朗読です。スポークンワードが朗読と理解されるのも当然。
先ず意味を調べてみます。英語のSpokenは対語がwritten です。
written words(書かれた言葉。文章)
Spoken words(話された言葉)
詳しく調べるとアメリカ合衆国という国は言語が複数あり、英語にも方言は多い。それを指して「話された言葉」と表現する。自分の言語や地域も感じせる話し方がスポークンワードです。
話すような歌唱法のラップと比べられることも多い。スポークワードが文芸という意見もあります。しかし、リズムや言葉の流れから生まれる旋律に音楽性があるとの考えです。
言葉にはリズムがあるとアメリカでは広く受け入れられています。だからスポークンワードに音楽性を感じている。
言葉のリズムで音楽性を知る。
英語、ロシア語などのリズム。「強」から「弱」へ等間隔で音節が繰り返される。
スペイン語、フランス語などのリズム。音節が等しい長さで繰り返される。
日本語は「拍」つまり文字にすると一文字で1泊。2泊が最小単位です。
このようなリズムを持った言葉が、何かの表現を意識して話される場合に「詩」になります。
古代から世界中で朗読は定型詩の形になってます。アメリカでは「行数を揃えて韻を踏む」のが普通です。poetry readingとも表現できますが、読むという印象が強い。スポークンワードは読むのとは違うと分かります。
アメリカでは「韻を踏む必要のない自由詩」を語るのがスポークンワードだということになる。
自由だから韻を踏んだり行数を決めて繰り返したりする方も多い。
「spoken word poetry」で検索する方々がアメリカでは多いのも頷けます。
スポークンワードを日本で
「どのように表現」するか
日本では古くから「拍」で定型詩が作られてます。和歌が代表でしょう。文字数や音数の定型詩なわけで、アメリカとは内容も変わっています。
それで日本でスポークンワードをするということは
日本語、または地方の方言で話す詩になる。
今では地方の言葉を使う方も少なくなりました。ただ、日本語の持つ響きや、拍で話されるリズムが個性的な表現になる。言葉の間、も重要になります。それは古代の「語り」から繋がる言葉の文化です。
日本の伝統として受け繋がれた「語り」を今の時代に即したパフォーマンスで表現したいですね。
自由詩が今は主流になりつつあります。それもスポークンワードで表現できますが、言葉の良さを引き出す定型詩の良さは生かしたい。
それに、地方の言葉にはリズム感のある話し方が多い。それを利用するのも楽しいです。
言葉の持つ音楽性と詩的な表現で「文芸的な朗読や音楽的な語り」を纏めるスポークンワードが、新しい自己表現のやり方のジャンルを変えると信じます。
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